世はゴールデンウィーク真っ盛り。
カメラ沼おじさん、翌日に久々の長旅控えているため、新宿プリンスホテルにて就寝。
翌日9時頃チェックアウトを済ませ、JR新宿駅へ向かう。
5月頭、この日は太陽が出ていても日陰はヒンヤリと涼しく快適な旅日和の始まりを感じさせた。
電車に揺られること2時間、車窓の外は心地のよい景色に変わっていた。
常磐線の最終地(?)、勝田駅で乗り換えるとそこには多くの人々が列を成していた。
アナウンスによると、人が多すぎて列の前半部分しか切符は買えず(ICチップ非対応)大半は切符を買わずに電車へ乗り込み、降車駅で申告するとの事だった。
私も例に紛れず切符は買えず、電車に乗る事になった。
都心でしか電車に乗った経験がない為、今時カーテンが付いてモダンな雰囲気を醸し出す車内の空気に触れて少しノスタルジックな気分になった。
終点の阿字ヶ浦駅に着き、切符を買えていない事を申告すると
•ひたちなか海浜鉄道の1日フリー乗車券
•国営ひたち海浜公園まで出ているシャトルバスの1日フリー乗車券
•国営ひたち海浜公園の入場券
がセットになったチケットを購入出来た。(画像では1,400円表記だが実際には1,000円でした。)
勝田〜阿字ヶ浦の片道料金が570円、国営ひたち海浜公園の入園料が700円(平常時は450円)という事を考えれば阿字ヶ浦駅からバスで疲れる事もなく目的地につけるという事で、全然元は取れるチケットでした。むしろ終点まで行くなら公園に行く用事がなくても1日乗車券を買った方が安上がりです。
バスに揺られる事約10分、目的地の国営ひたち海浜公園に到着。
土地が広大で、入場しても目的のエリアまで10〜20分ほど歩かないと到着しないくらいには遠かったです。
(最近のRPG並に、場内の所々に目的地の方向が書かれた案内が出ていて笑った)
歩く事数分、角を曲がって見えた光景に絶句。
目の前に広がる一面の青と宙に浮いたように見える人間の行列。これはヤバい。
というか目の前のカップル羨ましい。
うおおおぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉおっぉぉぉぉぉぉぉおっぉおっぉお！！！！
一面のネモフィラブルー！！！
それと程よく晴れた青空！
4月下旬から5月頭は天候が悪く、撮影には不向きでテンションが落ちてましたが…
長い時間鈍行に揺られて来た甲斐を実感させてくれる風景！最高！
頂上付近、人 人 人！多すぎて笑う。
頂上付近の背景じゃないネモフィラも凛とした佇まいで画になる。
可憐という花言葉の通り、どこか儚げで見守っていたくなる花だった。
頂上からの景色も格別で、広大な敷地に敷き詰められた自然を堪能できた。
頂上から降りる途中で撮影した景色も素敵で、個人的にこの1日で1番気に入った写真が撮れた気がする。
頂上から菜の花が見えたので、せっかくだし寄って撮影していくか〜て事で菜の花畑へ。
ネモフィラと菜の花は反対色同士でお互いを目立たせる事が出来るので、めちゃ綺麗ですよね。というか帰った後で気付いたんですけど、SNSでよく見る木が生えてるとこ気付かなかった…
すっかり撮影に満足した頃にはランチの時間が終わりそうな時間に。
折角なので昼食は地産の物を食べたかったので、園内のキッチンカー群をスルーして園外に出ようとするも、入ってきた海浜口とは真逆の中央ゲートへ来てしまい、シャトルバスが出ていないので戻ってくれという事でだいぶ時間をロスしてしまい…
海浜口からバスに乗り阿字ヶ浦駅に着いた頃には14:30を過ぎていて、那珂湊の新鮮な寿司を味わう計画が崩れてしまった為、勝田駅周辺で飯屋を探すことに…
ブラブラと歩いていると、魚料理を出していそうな『わらやき料理の一九 勝田店』さんを見つけたので入店。
奥久慈しゃもの上皮ポン酢 390円
噛み応えがあり、ポン酢とマッチして酒に合いそうな一品。
あんこうの竜田揚げ 690円
一人であんこう鍋は食べられないと思ったので、こちらをチョイス。
よく覚えてないけど、不味くはなかったはずなのでもう一度食べたい。
カツオの塩たたき(8切れ) 1,390円
食材本来の味を味わって欲しいとのことで天然塩・薬味で味付けする。
塩はちょこっと乗せる程度が美味しい。
鰹自体を塩にダイブさせて食べたら死ぬほど辛かった...
当日の0時過ぎにどこに行くか決めて決行したわりにはかなり楽しめたので、今月またどこか行きたいな......
使用機材
ボディ：α7III
レンズ：・24-105mmF4 G OSS
バックパック：BP550AWII
